清掃業務を中心に取り組みながら、いつかは一般就労するとの意志を持ち、当事業所を利用されていました。

令和2年夏頃に、本人に障がい福祉事業所への一般就労の話があり、その事業所へ一般就労されることになりました。
しかし数か月後、その事業所が閉鎖となってしまったと本人から連絡がありました。
今後の行き先等を相談した結果、当事業所の指導員として一般就労することになり現在に至っています。

清掃の現場をいくつか経験し、その後大手企業のライン作業に従事されました。
このライン作業が本人に合わず、再度清掃の仕事に戻ることになりました。
何度か面談を行い、本人の希望する職種などを検討し、金属加工の会社で就労する事になりました。これまでは月に何度か休まれる状態でしたが、この金属加工の会社のアットホームな雰囲気や作業内容が本人に適合し、休まず勤務されるようになりました。
順調に就労の継続ができ、本人からこちらの会社での一般就労を希望する申し出がありました。企業側にも本人の申し出を承諾していただき、一般就労する事ができました。

清掃や食品工場の洗い場の仕事を通じ、就労されていました。
過去に福祉関係の仕事に従事されていた経験があったこともあり、本人に当事業所の職業指導員として働いてみませんか？と声をかけました。
「自分にできるだろうか…」と不安なようでしたので、就労後のフォローなどを丁寧に説明しました。

当事業所にて一般就労されました。

当事業所を利用し、大手企業のライン作業の仕事（1日6時間勤）を経験されました。
本人との面談で、事務系の仕事に就きたいとの意向を聞き、それに向けての取り組みを始めました。
就労先などの相談をし、本人の希望で税務署の障がい者雇用に応募することになりました。
当事業所としては、面接時の心構えなどアドバイスを行いました。

その後面接を受けられ、無事合格することができました。

当事業所では倉庫内作業からスタートし、清掃業務も経験しながら一般就労を目指しておられました。

収入を上げて安定した生活を送る為、当事業所の就労先で勤務時間の長い金属加工の工場を希望されました。

就労先へ本人の仕事の様子や勤務状況、自宅からの通勤面などをお伝えし、就労する事になりました。
仕事の理解や精度も非常に良く、休まずしっかり働いてくれるとの評価をいただき、一般就労する事になりました。

当事業所では大手企業の製造ラインの仕事から始められ、その後高齢者施設での清掃の仕事も経験されました。

地域の相談支援員さんとの情報交換なども行ってきました。
数か月後に結婚が決まり大阪を離れる為、当事業所は退職される事になりました。
結婚後も仕事を続けたいとの事で、軽作業の仕事に就くことになりました。
退職後もフォローをさせていただき、順調に仕事と結婚生活を送られています。

利用当初は、軽作業や清掃の仕事に従事していただきました。
本人との面談を通じて仕事の方向性を話し合い、過去の経験や資格を活かしてもう一度保育の仕事に就きたいという気持ちを持たれました。
当事業所から保育園を探し、体験・就労させていただける施設が見つかりました。
3～4ヶ月間、当事業所を通じて就労され、その後直接雇用となりました。